リスクと上手に付き合っていく
貯金しろ。
よく聞かされていました。
昔は、貯金することで数%の金利がついていたので、
寝かせていてもお金が増えていました。
現在の日本は、大手銀行に貯金していても0.001%しか金利がつかず、
100万円を貯金して、約10円利息が支払われます。
ちなみに、三菱UFJ銀行の株式を保有すると税引前で約4.5%の利回り
となっているので、100万円分保有すると、約4.5万円が支払われます。
以上の事から、現在の日本では必要以上に現金を持つメリットが無いように思います。
現金が不要なわけではありません。
急に体調を崩し、働けなくなった場合には、現金が必要になります。
また、不測の事態に備えて保険に加入することも必要かもしれません。
各家庭、生活に必要な防衛資金を数ヵ月分(3~6ヵ月)持っていれば、
あとは投資に回しても、十分生活していけるのではないでしょうか。
無理のない範囲でリスクと付き合うこともこれからを生きる上で重要なスキルです。
日本の高等教育ではお金の勉強を行い、
金融庁ではNISAを恒常化しようという検討が行われています。
「知っている人と知らない人」、
「やっている人とやっていない人」の差が生まれます。
幸いなことに、世の中は情報に溢れています。
勉強しようと思えば、いますぐにでも始められます。
後悔しないためにも、まずは知る努力から始めてみましょう。
10年後の自分を作るのは、今の自分です。